２０１４年発売の歴史のあるリグです。 今まで八重洲派でしたが、音が良いという評判とeHam.netのレビューを読んで興味を持っていて、新スプリアス規定の技適機種ということで購入を決めました。 コンパクトでボタンが多いのですが、直感的にわかりやすい配置となっていて、メニュー画面を操作するよりも使いやすそうです。 実際にアンテナをつないで聞いてみると、雑音が少なくしかも耳障りでなく、ノイズすれすれの信号もなんとか了解できるのには驚きました。 唯一、バンドスコープがないのですが、私は背面のアンテナ出力にSDRをつないで各バンドを選択してパソコン画面に表示して併用しています。SDRunoというハムバンドと放送バンドが容易に設定できる高機能受信機と言えるSDRアプリを使っていて、相性が良いです。 アンテナチューナーの調整時間もガチャガチャと５秒くらい動作するのではなく１－２秒ですぐに落ち着くのは好感が持てます。 長く使えそうなリグです。

もともと、50MHz用のローディング・コイルなしのアンテナを探していたのですが、5/8λとして144MHzにも使えるということで購入しました。 コイルがないので軽くて設置しやすいのがメリットです。 自宅のベランダに設置した状況で、nano‐VNAで測定してみました。144MHz+/-2MHzにはピッタリ共振周波数が合っていてSWR1.6-1.8でした。 一方、50MHzでは共振点が少々低いところ（47.5MHz）にありましたが、50-52MHzのSWRは1.7-2に入っていて十分使えそうです。アンテナチューナーを使えば普通に使えるので活用できます。