第一電波工業より、窓やドアの隙間を通す、すり抜けケーブルが発売。
コメットさんの隙間ケーブル(CTC-50M)と同等品。
ベースステーション(自宅)で同軸ケーブルの引き回しはとても大変です。太いケーブルを使用したいがケーブルを外部に出せないなど、いろいろと工夫されています。
今回発売の、窓・ドアすり抜けケーブルは、そんなユーザーの皆様に便利な商品です。
通常のアルミサッシやドアであれば、締め切った状態で使用することが可能です。
高周波特性に優れたケーブルを採用することにより、DC-1500MHzまで使用することが出来ます。
付属の固定台座を使用することにより、容易に取り付けることが可能になりました。
機能重視で、低価格設定を実現しました。
スペック
周波数範囲 DC-1500MHz
耐入力
HF-50MHz 150W(SSB) 50W(FM/CW)
144MHz 40W(FM)
430MHz 30W(FM)
1200MHz 10W(FM)
【ご注意を】コメットさんと同じケーブル(CTC-50M)を使っているとのことですが、コメットさんよりも耐入力が低い。
ハイパワーが入らないのが難点。
SWR
HF-500MHz 1.2以下
500-1000MHz 1.3以下
1000MHz以上 2.0以下(1200MHzにおいて1.7程度)
挿入損失
144MHz帯 0.3dB以下
430MHz帯 0.6dB以下
1200MHz帯 1.6dB以下
インピーダンス 50オーム
接栓 MJ-MJ
ケーブル長 50cm(コネクター間にて)
重量 102g
付属品 15×40mm両面テープ2枚、固定用台座4個、固定バンド4本、取り付けビス4本
両端は写真のとおり、MJMJコネクタータイプ。
外からの同軸ケーブルは、自宅用アンテナであれば、MPMPつきのケーブルセットを使用します。こちら。
他にマグネット基台を使って、車載アンテナを接続することも可能です。
室内は、車載機を接続する場合には、両端MPMPケーブルが必要。
MPMP5D5m、MPMP5D1m、MPMP5D50cmなどがあります。こちら。
ハンディ機器を接続する場合には、上の中継ケーブルの後、さらに
SMAタイプの場合には、SMAP-MJ50cmケーブルやSMAP-MJ1mケーブルを追加。 こちら。
BNCタイプの場合には、BNCP-MJ50cmケーブルやBNCP-MJ1mケーブルを追加。こちら。
隙間ケーブルから1mで足りてしまうのであれば、SMAP-MP1mや、BNCP-MP1mで繋ぐという手もあります。こちら。
まとめるとこんな感じ。
モービル機の場合
外からのケーブル(MP付き)→CTC-50M(隙間ケーブル)→MPMP5D5m、もしくは、MPMP5D1m、もしくは、MPMP5D50cm→モービル機へ
BNC型ハンディ機・受信機の場合 その1
外からのケーブル(MP付き)→CTC-50M(隙間ケーブル)→MPMP5D5m、もしくは、MPMP5D1m、もしくは、MPMP5D50cm→BNCP-MJ50cm、もしくは、BNCP-MJ1m→ハンディ機
BNC型ハンディ機・受信機の場合 その2 短くてもよければ(室内1m)
外からのケーブル(MP付き)→CTC-50M(隙間ケーブル)→BNCP-MP1m、もしくは、BNCP-MP50cm→ハンディ機
SMA型ハンディ機・受信機の場合 その1
外からのケーブル(MP付き)→CTC-50M(隙間ケーブル)→MPMP5D5m、もしくは、MPMP5D1m、もしくは、MPMP5D50cm→SMAP-MJ50cm、もしくは、SMAP-MJ1m→ハンディ機
SMA型ハンディ機・受信機の場合 その2 短くてもよければ(室内1m)
外からのケーブル(MP付き)→CTC-50M(隙間ケーブル)→SMAP-MP1m→ハンディ機
レビュー↓ |
■MGC50レビュー 商品は満足です。 隙間ケースルですが、損失も少なく窓も問題なく閉められ、目的を達しています。 ただし値段が少々高めなのが難点。 2000~3000円ならうれしいところです。 |
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