ナガラ電子工業×CQオームコラボ第一弾!
3.5-50MHzATU用エレメントOHM-6501ATE登場!
コンセプトは『簡単構造の愛用品』
とにかくシンプルです。最小1.2m、伸ばすと6.5mなのに、重量わずか1.36kg。
とにかく軽いです。
例えば6mのアルミ伸縮ポールは
第一電波工業 AM600 1.6m~6m 1.6kg 回転固定リング式
コメット CP-60L 1.49m~6m 2.4kg 回転固定リング式
生産終了していますが、過去にあった第一電波さんのATU用エレメントは
ATE350 1.3m~1.6m 1.8kg 回転固定リング式、長期間の運用にはネジ併用。傾斜・水平使用不可。6501は、回転固定リングを使っていません。
回転固定リング式ですと、任意の長さで固定できますし、リングの開け閉めだけで、素早くエレメントの出し入れができるので、便利なんです。ただ、締めすぎでアルミが変形してしまったり、ゴミを挟んで伸縮不可能になるトラブルや、エレメントの脱落や強度的な問題があったりします。内部の樹脂パーツの経年劣化もあります。各メーカー、長いものは、やはり、回転固定リング式であっても、ピンやネジを併用して脱落防止しています。
「回転固定リング式がいいなあ」という声はよく聞くんですが、世の中、なんでも万能というわけにはいかないんです……。
ということで、今回ご提案モデルは、シンプルなネジ蝶ナット方式。
回転固定リングではないので、設営時には、穴にネジを入れて蝶ナットを締める必要がありますし、撤収時には、蝶ナットを回してネジを抜く必要があります。
ただ、大きめの蝶ナットを使っていますから、慣れれば、短時間で設営・撤収できると思います。
かわりに、6501は、『簡単構造』で内部に樹脂パーツも無し。基本的に、アルミポール6本とネジ蝶ナットで構成されています。お値打ちで、軽量、安心、メンテナンスも容易です。6.5mなのに、傾斜・水平使用可能です。もしも、ゴミが入ったら、全部バラして、掃除も簡単。結果として、長時間愛用していただけると思います。
シンプルになればなるほど、材料の選定や加工など、ある意味、難しい側面があります。
しかし、ナガラ電子さんは、信頼の大型アンテナメーカーだから、その点は安心。6501は、ナガラ電子さんのアンテナと同じパーツから出来ています。
個人的には、金属のネームプレートをつけたいと言ったんですが、価格を抑えるために、プレートはなし。飾り一切なし。実用性だけで出来ています。是非、6501を末永くご愛用下さい!
主な特徴
(1)軽量。持てばわかる材質と作りの良さ。持ち運びしやすい重さと強度のバランスが抜群。
(2)末永く使って欲しい! 肉厚アルミを高精度加工。
(3)最下段抜け防止。
(4)各バンドに最適な長さ、かつ、抜きやすいように段差エレメント、大きめ蝶ネジで使いやすい。
(5)強度があるので水平使用も可能。短くしてベランダ運用も可能、全部使って移動運用など多彩な使用方法。
(6)Uボルト付き絶縁固定金具でベランダ取り付けに便利。
(7)トップエレメント先端はワイヤー用穴あり。
(8)約1m20cm(最小)だから、トランク横置きも可能。
(注意)組立時にスパナとドライバーで組立ネジを締めるとパイプが変形しますので収納できない恐れがありますのでご注意下さい。
適合パイプ径 : 28~32mm
耐風速 :30m/s 瞬間最大風速
全長 約6m50cm(最大)約1m20cm(最小)
重量 エレメント部分 約1.36kg 取付金具部分0.47Kg
推奨
チューナーにはアース処理が必要です。
困ったら、弊社のラジアルケーブルセットを使うと簡単です!
/fs/cqohm/32083.html
ちょうどよいマストがないですか? という方に
ミニマストset910発売決定
【対応】OHM-6501ATEをふみたてくん・TMBに。アルミΦ31.75mm/910mmと追加プレート
実際の使用の風景
スペシャルコンテンツ!
ナガラ電子工業 田井中社長インタビュー!
※(田)田井中社長 (小)CQオーム小島
【祝! 6501、2243ヒット!】
(田)ありがとうございます! 6501、2243、非常に売れていますよ!
(小)こちらこそ、ありがとうございます。
(田)いやあ、CQオームさんの宣伝の力は、すごいなと思いますよ。
(小)いえいえ、やっぱり基本にあるのは、ナガラ電子さんのネームバリューと商品力ですね。
【6501の話】
(田)いやあ、実はね、数年前に、関ハムで、6501類似の試作をブースに出していたんですよ。(ほらこれ! FC-40をつけたアンテナエレメントを見せてくれる) しかし、その時、誰にも声をかけられることなく……。だから、まあ、ニーズが違うのかと思って、商品化はしなかったわけです。
(小)私の方は、ずっと、アンテナチューナー用エレメントを探していまして、しかし、単純な構造だからこそ、安心して任せられるところを……と思っていたんですが、ちょうどよかったです。
(田)正直、新製品を出して、ここまで売れるのは、久しぶりですね。一回にアンテナを何十本もつくって、まだ初回で間に合わないというのは、本当に、10年以上前に、V型を出した時以来か……。今回は本当にすごいですわ。次回は、5月中旬ということで、もうしばらくお待ち下さい。
(小)はい。お客様にもそのようにアナウンスしております。
【2243の話】
(小)もともとは、DOシリーズのコンセプトなんかを詳しく話していただいたところがスタートでしたね。
(田)そうですね。
(小)アパマンのベランダに設置する場合、本当に、GPは最適なのか?
(田)それに対して、一つの提案として、DOシリーズを用意しました。ただそれほど売れてない……苦笑。
(小)なぜでしょうね?
(田)うーん、八木アンテナは廻さないとあかんとか、八木アンテナは難しいイメージがあるのでは?
(小)確かにそうかもしれません。
(田)しかし、2エレ、3エレ程度であれば、それほどシャープではなく、廻す必要はあまりない。まあ、ベランダであれば、マストを少し回転させれば済んでしまう。そして、どうせ、コラボするなら、幾つかの改良点と、利得アップをして、新型を……ということで、スタートした話でした。
(小)そうですね、何度かテストして、いける! という話になり、そこからはとんとん拍子で話が進みました。
【2243のスタック化】
(小)お客様が気になるところとして、スタック化なんかはいかがでしょうか?
(田)うーん、なかなか難しいですね。エレメントが邪魔しちゃいますから、左右で144/430MHzを分けて、スペースシリーズに進んでいただくのがベストではないかと思います。
(小)出来ないということなんでしょうか?
(田)出来ないことはないんですが、現時点では、あまりよろしくない。
(小)十分な性能が出ない ということですか。
(田)はい。そうです。
(小)なるほど。
【こだわり】
(小)ナガラ電子さんのアンテナは、基本的に大きいものが多いですよね
(田)そうですね。うちは、基本的に『八木屋』だと思います。そういうノウハウはある。それに、やっぱり小さいアンテナは無理させている。ごまかしのない、よいアンテナをつくりたいというのはありますね。
(小)なるほど。
(田)いつか、本当に理想的なアンテナをつくりたいという気持ちもありますね。
(小)なるほど。ただ、日本のアパマンの住宅事情、お客様の要望を見た時にどうかということですね。
(田)現実と乖離したものを提示してもあかんわけです。
(小)そうですね。
(田)納得できるものをつくりたい。
(田)それが難しいところですね。
(田)やっぱり、ナガラ電子としてのこだわりがあり、こだわりがあるからこそ、これまでやってこられたと思うわけです。
(小)そうですね。
(田)その部分は、決して、外さず、その上で、やれることを粛々とやってゆきたいと思うわけです。
【メーカーの役目】
(田)我が社はメーカーは直接小売りしない。販売店に売ってもらう。メーカーはよい商品を作るというのが役割です。
(小)そうですね。そういう意味では、販売店が、そういうものを説明して売れるようにならないとダメですね。
(田)うちもまだまだ取扱説明書、絶対的な情報量が少ないなとは感じます。
(小)写真とか……苦笑
(田)少しずつ改善してゆかないと。ただ、なかなか、天気がよいと、アンテナの性能テストをしないといけないので、なかなかウェブの方まで手が回っていない状況なんです……笑。
【海外でつくるとか】
(小)ナガラさんは基本的に国内生産ですよね?
(田)はい
(小)例えば、6501なんかは、海外でつくると安くなるのでは? と思ったりするんですが?
(田)うーん、そうですね。しかし、現実は、なかなか難しいですね。例えば、6501を海外に持っていって、コピーしてもらう。原価は下がるでしょうが、やっぱり、同じものはつくれないでしょう。加工とかガサガサすると、この寸法で、こういうふうには仕上がらない。やっぱり、別物になってしまう。
(小)なるほど。分かる気がします。
【箱のデザイン】
(田)そうそう、箱のデザイン、素晴らしいですね。うちの商品ではないみたい……笑。
(小)ありがとうございます。うちのデザイナーがデザインしましたが、本当に、我ながら、格好良くなりました!
(小)ちなみに、実は、外箱、『NAGARA × CQOHM』の予定が『NAGARA CQOHM』になってますね。
(田)ごめんなさい。校正が至らず申し訳ございません。善処します。
(小)これはこれで評判いいのでお任せします……笑。
【今後の展開】
(小)今後、是非、6501、2243に続く、コラボ商品を作って欲しいです!
(田)アイデアはいろいろと聞きました。新しいジャンルに進出するとなると、もっと勉強が必要ですね。あれはどうなってるんだろう? とか、これはなんでなんだろう? とか。是非、順番につくってゆきましょう!
(小)ありがとうございます。