■対応商品■
IC-705用 / ID-52・ID-51・ID-31用
無線機のバッテリーパックと付け替えて使用。無線機を冷却。パワーダウン対策が可能です。
【特徴1】 自然冷却のヒートシンク採用のため電源不要。シンプルで軽量。電気的な故障もありません。
【特徴2】
ヒートシンクは国内製を採用、高品質のものを使用しています。
【特徴3】
無線機への取り付け方法は純正バッテリーパックと同じ。付け外しが容易です。
【特徴4】
無線機とヒートシンクの間にソフトシリコンサーマルパットを採用。熱伝導率を上げ安定した冷却を可能にしています。ソフトシリコンパットは粘着性がないので取り外し可能です。
【特徴5】
ヒートシンクパーツは簡単着脱。正方形なので90度フィンの向きを変更できます。縦置き・横置きに応じて、風通しの良い方向へ向けることで効率のよい冷却を狙えます。
~解説~
コンパクトな無線機でハイパワー送信を続けると、無線機本体の内部温度が上がります。そして、一定ラインを越えると、サーマルプロテクター(無線機が壊れないように保護回路)が働き強制的に出力がダウンします。出来るだけ長時間、ハイパワー送信がしたい場合には、いかに無線機の本体温度を下げるかがポイントになります。
ファン方式は、無線機に強制的に風を当てることで本体の温度を下げます。ただし、電源が必要で、ファンの音も発生します。強い風を当てれば当てるほど冷却出来ますが、構造上、小さい無線機は通気口が小さいので、風の通りに限界があり、冷却効率を上げることが出来ないのが難点です。
ドラゴンフィンはヒートシンク方式。本体の電池パック接触面からヒートシンクをつなげて自然冷却させます。ヒートシンク方式は静かで電源も不要です。最大のポイントは『風の流れ』を考えることです。極力、ヒートシンク上を風が流れるような場所・方向に、無線機及びヒートシンクを設置するのが大切。それによって、大きく冷却効率が異なります。上手に設置すれば、ファン方式以上の冷却能力を誇ります。風を読んで上手に使いこなして下さい! 一般には、下から上への風の流れを考え、フィンは縦になるように装着して下さい。
■仕様・寸法■
Lタイプ 50mm×50mm 高さ40mm
Sタイプ 50mm×50mm 高さ25mm
■OHM-DRAGON-FINの構成について■
・Lタイプ ケースパーツ×1 ヒートシンクL×1、サーマルパット×1
・Sタイプ ケースパーツ×1 ヒートシンクS×1、サーマルパット×1
・Wタイプ ケースパーツ×1 ヒートシンクL×1、ヒートシンクS×1 サーマルパット×2
※オリジナルカタログには Wタイプが、サーマルパッド×1となっていますが、×2に変更しました。
■お客様からのご要望について■
(1)熱伝導シート/サーマルパッド別売りしてほしい。
→別売りオプションで用意しました。
(2)フィンについての要望1 もう少し肉厚に出来ない?
→ですよねー →メーカーさん回答:このコンパクトでこの放熱機能を持たせるにはどうしてもこの薄さが必要。
(3)フィンについての要望2 角に丸みを持たせられない?
→ですよねー →メーカーさん回答:R加工は難しい。フィンの強度不足のため機械加工が出来ない。鍛造で製造、フィンを長く成型し切りそろえているので、新規に金型を製作しても無理とのことでした。
(2)と(3)については今後の検討課題とさせて下さい。
【注意事項】
※Wは、ケース×1、ヒートシンク×2です。2台の無線機に同時使用する場合は、LもしくはSを無線機毎にご用意ください。
※初期付属のバッテリーパックと換装して使用します。
※ヒートシンクのフィンは角が鋭く、一枚ずつは力を加えると簡単に曲がります。怪我をしないように取り扱いには注意してください。
※冷却能力は上述の通り、外気温、周りの風量や風向きなどによって大きく異なります。使用環境を整え、工夫してご利用下さい。
【Lタイプ装着時】
【Sタイプ装着時】
【Lタイプ装着の縦置き時】
※無線機本体は含みません
hamlife.jp(ハムライフ)さんレポート詳細は
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