PC制御型広帯域受信機 40kHz~3.15GHz デジタル技術を駆使しした次世代広帯域受信機の誕生!
AR2300 PC制御型ブラック・ボックス受信機
AR2300本体、取扱説明書、ACアダプター、ソフトウェアCD、USBケーブル付属
◆AR2300とは?
最新のデジタル技術を結集した次世代のPC制御型の広帯域受信機です。
40kHz~3.15GHzの間を1Hzステップ1ppmの周波数精度(別売りのGPSユニット装着で0.01ppmの周波数精度へアップグレード可)でSSB、CW、AM、SAM、FM、FMステレオなどの各種モードに対応した最新鋭の業務用受信機です。また完全デジタル化された復調回路による帯域内オフセット受信+HF受信のトリプルワッチ、帯域まるごと記録用のデジタルI/Q出力(オプションI/Qボードによる)バンド内レベル差1dB以内などと、測定器波のフィーチャーが満載です。
※別売りのI/Qボードによるデジタル・ベースバンド出力は25MHz~3.15GHzのみ出力します。25MHz以下の周波数はダイレクト・コンバージョン方式のため、IFがありません。
◆制御ソフトウェア
AR2300には、WINDOWS上で動作するPC用の制御ソフトウェアが付属します。スペクトラム表示、ウォーターフォール表示、メモリーマネージメント、アクティビティーロギング、チャンネルヒットカウンター、自動メモリーなどと従来のスキャナー、広帯域受信機では実現出来なかった多彩な機能を備えています。業務的なアプリケーションから趣味のモニタリングまで、AR2300の機能をお楽しみ下さい。
【推奨PC環境】
2GHzデュアルコアCPU/1GBRAM USB2.0ハイスピードポートを装備。
16bitAC-97またはコンパチブルのオーディオ回路 ホイール付の2ボタンマウス
対応OSは、WINDOWS2000 SP4、XP SP2(いずれも32bit版のみ)対応。Vista、Windosw7
推奨環境はオプションのO/Qボードまたは、AIQ(オーディオIQ出力)を使用したDRM受信並びにAR2300の機能を最大限に活用する上での環境です。この用件を満たすPCであっても同時に動作する他のソフトや常駐ソフトウェアが付属のソフトウェアの動作に影響する場合がありますので、出来る限り本機専用のPCをご用意下さい。
◆特徴
・使用目的に併せて、ネットブック・クラスの小型PCからデュアルコア搭載のPCでとAR2300の活躍シーンを広げます。
・このクラスの受信機としては初めて、IF帯域内2波同時受信(オフセット受信)に加え、HF帯とのトリプル受信(3波同時受信)が可能です。IF帯域内では1dB以下のレベル誤差で信号を処理します。
※25MHz~3.15GHzの周波数において任意の±5MHz幅(IF帯域)内の2波同時受信をいいます。
・スペクトラム・アナライザー、モニタースコープや他の受信機での信号処理で利用できる45.05MHz(±7.5MHz帯域幅)アナログIF出力、DRM(Digital Radio Mondiale)放送をPCでデコードするための12kHzのAIQ(アナログI/Q出力)、またバンド丸ごと記録を可能とした別売りのI/Qボードによるデジタル・ベースバンド出力の三系統のIF出力が得られます。
・SDカードを本体へ直接差し込むことで復調音の録音が出来ます。最大32GHzのSDHCが使用でき、1GBあたり約8時間の記録が可能です。スケルチ連動録音を使用することで、長時間の通信記録が可能です。
・ワイヤレスカメラからの画像再生用に、アナログVIDEO復調回路とコンポジットVIDEO出力端子を装備しています。
・全帯域にわたり平均で2-3dB以内の誤差でアンテナ入力とIF出力レベルの相関がとれます。また、IF帯域内リップルも1dB以下であり、スペクトラム監視などの応用が期待されます。
◆仕様
受信周波数範囲 40kHz~3.15GHz
周波数分解能 1Hz
受信モード USB/LSB CW AM SAM FM WFM FMステレオ
メモリーチャンネル数 2000(50チャンネル×40バンク)
外径寸法 285×22070mm(突起物含まず)
本体重量 約3Kg
電源 DC12-13.8V 1.5A