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WA201A （WA-201A） 1.8～30MHz T2FD型ブロードバンド　【AT-002KA】

WA200シリーズハイパワータイプの５つの特長

１.ハイパワー ＰＥＰ ２８０Ｗ 仕様 !
■抵抗体部ではケースの上下に穴を空けた対流放熱方式を採用することにより小型で高耐電力を実現。
■ケースには堅牢で耐熱性に優れたＦＲＰを使用。
■高耐電力バランの開発！
従来難しいとされていたＴ２ＦＤ用ハイレシオバランでガラス強化ＡＢＳ、大型コア、高耐圧構造などにより高耐電力化を実現。
２.ＨＦ帯フルバンド対応 ! (1.8MHzから使用可能)
■ＷＡ２００シリーズは非常に広い連続した帯域にわたり、送受信可能な広帯域折り返しダイポールアンテナです。
３.組立済み・調整不要 !
■超簡単。初心者の方からOMさんまで、移動でも自宅でもお勧めです。
４.全機種に絶縁ロープ・自己融着テープ付属 !
■オールインワン設計・オールインワン仕様。
５.安定したＳＷＲ ! (全帯域約２以下）
■非常に安定したSWR値です。

WA200シリーズ・TSFD型アンテナとは？

一般的なアンテナは定在波型アンテナと呼ばれ、アンテナエレメントに給電される進行波と、先端で反射して戻る反射波により生ずる定在波を利用し共振させ効率的に電波を放射します。しかし周波数帯域は狭く共振周波数の５％程度しかありません。これは共振周波数を外れると進行波と反射波が打ち消しあってアンテナ性能を大幅に低下させてしまうのが原因です。Ｔ２ＦＤは給電点の対称位置で終端することにより、反射波を抑え定在波を発生させないようにしているので共振周波数はありません。このことより進行波型アンテナと呼ばれることもあります。

弊社ＷＡ２００シリーズもいわゆるＴ２ＦＤ型アンテナですが、最適な終端インピーダンスと独自のハイレシオバランの組み合わせにより、適度な反射波割合を持たせ、より使いやすく設計してあります。ダイポールアンテナと比較すると、ダイポールアンテナの共振周波数においては効率が若干劣りますが、共振周波数以外では圧倒的に優れた特性を持ちます。
ＷＡ２０１は、ＨＦ帯フルバンドが連続して送受信使用ができるので、世界中のＨＦ業務無線局や通信社、官公庁等で使われています。１．８ＭＨｚから２８ＭＨｚまで１０のアマチュアバンド、その間に数多くある業務通信・放送バンド、一本のＷＡ２００シリーズで新しい世界にトライすることが出来ます。

　レビュー↓

　先日購入のＷＡ201（Ｔ２ＦＤ）アンテナのレポートです。

１５メータのタワー頂上よりななめに引き下げ設置しました、低い側は５メートル位です。

Ｔ２ＦＤアンテナはよく調整されたＤＰや接地抵抗値の低いＬＷアンテナに比べ
評判も今一つですが、アンテナ１基でＨＦオールバンドで運用でき、受信用アンテナとしてもオールバンドで使用できる利点があります。

受信では、よく調整されたＤＰや接地抵抗値の低いＬＷアンテナに比べ、Ｓ１～２程度差がありますが、受信ノイズが少ないためなんら遜色がありません。

送信ではアンテナチューナーが必須です、終端抵抗に送信電力の一部が消費されてしまうため、ガンガンＤＸには不向きです、のんびり国内、アジア地域向きです。

私の無線機類の接続はＴＲＸ→ＬＰＦ→ＣＭＦ→ＡＴＵ（ＨＣ－200ＡＴ）→ＳＷＲ計→ＡＬ→同軸ケーブル（２８メータ位、５Ｄ２Ｗ）Ｔ２ＦＤアンテナ給電部（給電部手前には
アンテナ本体のＳＷＲ値測定用の検出器を接続し４Ｃシールドケーブルで室内に引き込んでいます）無線機側、アンテナ本体ともＳＷＲ値はオールバンド１，５以下で、雨天でも変化はありません。

アンテナの見栄えは中央部に終端抵抗部があり、ご近所さまの評価はそれなりです。

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