ケンウッドが誇る高性能HF機“TS-590”の基本性能をさらに磨きあげて“TS-590 Gシリーズ”は誕生しました。
ルーフィングフィルターの性能を生かしきる受信回路構成、 進化したDSP技術が実現する最適なIF AGC制御など、 DX’erの期待に高いレベルで応える、新世代の高性能HF機です。
■さらに高いパフォーマンスを誇る受信性能。優れた近接ダイナミックレンジ特性。
■IF段からのデジタル信号処理による高度なAGC制御。
■高品位な電波を発射する、高信頼の送信部。
■モールス符号デコーダーを新規に搭載。13セグメント表示部にスクロール表示。
ARCP-590Gでは、専用のウインドウで文字列を表示。
■プログラマブルファンクション機能を従来のPF A、 PF B に加え、
MULTI/CH ツマミ(プッシュスイッチ付)、RIT/XIT/CLキーにも設定可能。
■従来のスプリット設定に加え、クイックな設定ができる新スプリット機能 (TS-990方式)も追加。
■送受信イコライザーは、モード毎に設定可能。
■VFO A/B で独立して FIL A/B を設定可能(スプリット運用時に便利)。
■DATA用PTTは、フロント、リアのPTTを選択可能。
■SSBモードの受信帯域幅可変は、HI CUT/LO CUTから WIDTH/SHIFTに切替え可能。
■DRVコネクターをアンテナ出力機能に切替え可能( 外部受信機の接続に便利)。
■優れた視認性を発揮する大型ディスプレイ。
LEDバックライトは、アンバーからグリーンまで、色調を10段階に設定可能。
■マイク送信とボイスメッセージ送信で独立して設定可能なスピーチプロセッサ。
■送信モニター、CWサイドトーンなどの音量設定幅を20ステップに拡大。 より細やかなセッティングに対応。
■TXチューニング機能は従来のトグル動作に加え、押している間の動作も追加。
■モールス符号デコード機能
受信したモールス符号を13セグメント表示部(8文字)にスクロールして表示できます。ARCP-590Gでは専用のウインドウで文字列を表示。
注:●受信状況などによっては正しくデコードできない場合があります。●和文モールス符号には対応していません。
■CWオートチューン
CW運用時、相手局の信号を受信中にボタンを押すだけで自動的にゼロイン。RIT動作時はRIT周波数に対してチューニングします。
■背面に2つのキー端子を装備
エレクトロニックキーヤー(内蔵)用パドル端子と外部キーヤー用端子を独立して装備。パドルとPCキーイングを同時に接続可能です。
■その他のCW機能
●フルブレークイン/セミブレークインをサポート
(セミブレークインディレイタイム50ms~1000ms)
●ピッチコントロール(300~1000Hz)
●20ステップボリューム設定によるサイドトーンモニター
●エレクトロニックキーヤー
(KEYスピード設定、A/Bモード選択)
●メモリーキーヤー機能
(最大4チャンネルメッセージメモリー対応)
●マイクロホンパドルモード
●CWリバースモード
●SSBモード時にKEYダウンするだけでCWに自動的に切り替わるCW自動送信機能
●ATT、プリアンプ
●RFゲイン調整
●AFゲイン調整
●SQLレベル設定
●送受信に対応したFMワイド/ナロー切り替え
●レピーター運用サブトーン
●FMシグナリング機能(CTCSS、クロストーン)
●RTTY運用基本設定(キーイング極性、シフト幅、HI/LOトーン、リバースモード)
●SSB-DATA/ FM-DATA/AM-DATA通信モードに対応。
DATA通信用の送信出力設定、PTT送信音源(フロント/リアー)選択が可能。
●DATA変調/復調レベル可変
●DATA変調ライン選択(ACC2/USB)
●DATA VOX機能
●リニアアンプコントロールに対応したREMOTEコネクター
(真空管リニアアンプ制御用リレー内蔵、送信アタックディレイ設定可能)
●外部アンテナチューナー対応(AT-300
*)
●パケットクラスターチューン機能(TM-D710/TM-D710G/TH-D72接続時)
●パケット運用に対応したACC2コネクター
●非常連絡設定周波数呼出機能
●パワーオンメッセージ(電源投入時、最大8文字の任意の数字やアルファベットを表示することができます。)
●COM端子によるスプリットデータ転送機能、TL-933
*リニアアンプコントロール機能
●キー長押しタイミング変更機能
*販売終了品
前面パネル
※フロントの画像にカーソルを近づけますと画像が拡大します。
背面パネル
▲背面パネルの画像にカーソルを近づけますと画像が拡大します。