無題 1
タッチパネル&スラント型コントローラーが、今までにない直観的で軽快なマルチバンド運用を実現。
クラス初のタッチパネルによる直観的で軽快な操作を実現
アマチュア無線機としてはクラス初となるタッチパネルを採用。各種機能の設定や変更、メモリーの編集など、今までにない直観的で軽快な操作を実現します。
変更したい項目にワンタッチでアクセスすることができます
例えば運用バンドの変更。表示の周波数にタッチして、表示されたバンド一覧の中から希望のバンドにタッチするだけOKです。
また、メーター表示部分にタッチすれば、スピーディに表示を切り替えていくことができます。
目的の項目をダイレクトに選択することができます
従来のように、キーで項目を選択し、ボタンで決定するといった手順を省くことができるので、設定の変更もテンポ良くスムーズに行うことができます。
テンキーによる入力が可能です
ソフトキーを表示させることができるので、周波数の入力やコールサイン、メモリーネームの編集も楽々。
ひらがな、数字、アルファベット等を、タッチ操作でスマートに入力することができます。
漢字の入力にも対応しています。
卓上に置いて見やすく操作しやすいスラント型コントローラーを採用
表示画面の視認性とタッチパネル/ダイヤル等の操作性を向上させるため、コントローラー部にはスラントスタイルを採用しています。
しかも、設置場所を選ばないコンパクトサイズ。設置場所が限られる机上や移動運用時、車内でも、快適な運用が可能です。
視認性に優れた大型ディスプレイ
縦:48.6mm、横:75.9mmの大型ディスプレイを採用。
優れた視認性が、快適な運用を実現します。
コントローラー部にスピーカーと必要な端子類を装備
高能率オーバルスピーカーをコントローラー部に搭載。スラントパネルの音響効果を利用して聞き取りやすい音声出力を実現しています。
また、外部スピーカー(ヘッドホン)端子、エレキー端子、マイク端子をコントローラー部に装備。コントローラーの操作性と本体の設置場所の自由度が向上しています。
HFから50/144/430MHz帯をオールモードでカバー
HFから50/144/430MHz帯まで、多彩なバンドをDV(デジタルボイス)モードを含めたオールモードで楽しむことができます。
なお、HF/50MHz帯は100W、144MHz帯は50W、430MHz帯は35Wを実現しています。
IF DSPによる多彩なデジタル機能を実現
上位機種同等の高性能32bit浮動小数点DSPを搭載することで、デジタルIFフィルターやデジタルツインPBT®、ノイズリダクション、
クラス初のCWオートチューン等、デジタル機能の性能を強化。上級機に匹敵する高性能なデジタル機能群が、HF帯はもちろん、V/UHFまで高度な運用を可能にします。
DSPによるAGCループ内処理
各種デジタル機能は、AGCループ内で処理しています。
目的信号に対し確実にAGCを動作させることができるため、目的信号に的を絞ってAGCを動作させることが可能になり、
意図しない感度抑圧を回避することができます。なお、AGCの時定数はFAST/MID/SLOW及びAGC-OFFを選択できます。
D-STARのDVモードを搭載
JARLが推奨するアマチュア無線のデジタル通信方式「D-STAR」のDV(デジタルボイス)モードを搭載しています。
デジタルならではのクリアな音声、レピータを経由した快適な遠距離通信、ショートメッセージの送受信など、デジタル通信の世界を体験できます。
簡単設定を実現するDRモード
D-STARの入門ハンディ機であるID-31ユーザーからもわかりやすいと好評のDR(D-STAR Repeater)モードを搭載しています。
最寄りレピータ自動リストアップ機能
位置情報(市販のGPSレシーバーを接続または手動入力)を元に、自動的に最寄りのレピータをリストアップします。
移動運用で初めて訪れた場所でも、スムーズにレピータにアクセスすることができます。
大容量のデータ保存に対応できるSDカードスロットを装備
音声の録音データ等を保存できるだけでなく、レピータリストの更新やクローニング時にも活用できるSDカードスロットを装備しています。
車内へ簡単に設置できる< MBF-1/オプション>に対応
オプションの吸着タイプの車載用マウントベースMBF-1(コントローラーブラケット MBA-1<オプション>が必要)に対応。
コントローラーを扱いやすい角度にセッティングできます。また吸着タイプなので、簡単に取り付け、取り外しができます。
リモートコントロールソフト <RS-BA1 Version 2/オプション>に対応
LANやインターネット経由の遠隔操作と音声のハンドリングが可能なリモートコントロールソフト RS-BA1 Version 2 に対応しています。
RTTYデモジュレーター&デコーダーを装備
優れた解読率を誇るRTTYデモジュレーター&デコーダーを搭載。 パソコンや外部機器を接続することなく、RTTYの電波を解読することができます。
また、ツインピークフィルターやチューニングインジケーターも装備しています。
拡充したCI-Vコマンドに対応。
アンテナコントロール (CS-7100のアップデート要)
エレメント可変アンテナ<(株)工人舎のKA1シリーズ>をアンテナコントローラーを通して、無線機で制御することが可能。
無線機のバンド変更に応じて、自動的にエレメント長が可変するのでスムーズなマルチバンド運用が可能になります。
注) 2015年5月21日現在、対応しているアンテナは(株)工人舎のKA1シリーズです。その他のアンテナメーカー側の対応は未定です。
ログソフト連携
今回のバージョンアップにより、スプリット運用時における2つの周波数/モード/データ/FILの読み出し/設定に対応しています。
注) 2015年5月21日現在、ログソフト側の対応は未定です。
RITの設定
RIT周波数の設定と読出。RITのON/OFF設定と読出に対応しています。これによりQSO確定時にログソフトからRITをクリアすることが可能となり、特にコンテストにおける実戦力が高まります。
注) 2015年5月21日現在、ログソフト側の対応は未定です。
その他の機能
CWフルブレークイン、CW受信リバース機能をはじめとした多彩なCW機能群
多機能マイクロホンを標準装備
簡易バンドスコープ
DSPによるスピーチコンプレッサー
交信内容を録音できるレコーダー機能
マルチメーター表示
SWRグラフ表示
メモリーチャンネル505ch(通常メモリー495ch、コール4ch、スキャンエッジ6ch)+DRモード用レピータ900chを装備
音声録再機能
周波数安定度±0.5ppm(430MHz帯)を実現 ほか
DVモード時のおもな機能
自動応答機能
デジタルコールサインスケルチ機能
着信コールサインの自動表示&自動登録
着信メッセージ自動表示
コールサインスピーチ機能 ほか
一般仕様
周波数範囲 受信周波数
<動作範囲>
30kHz~146.000MHz、
430.000MHz~440.000MHz
<保証範囲>
0.5MHz~29.999MHz、
50.000MHz~54.000MHz、
76.000MHz~108.000MHz(FM放送波)、
144.000MHz~146.000MHz、
430.000MHz~440.000MHz
送信周波数
1.800MHz~1.875MHz
1.9075MHz~1.9125MHz
3.500MHz~3.580MHz
3.599MHz~3.612MHz
3.662MHz~3.687MHz
3.702MHz~3.716MHz
3.745MHz~3.770MHz
3.791MHz~3.805MHz
7.000MHz~7.200MHz、
10.100MHz~10.150MHz、
14.000MHz~14.350MHz、
18.068MHz~18.168MHz
21.000MHz~21.450MHz、
24.890MHz~24.990MHz、
28.000MHz~29.700MHz、
50.000MHz~54.000MHz、
4630kHz、
144.000MHz~146.000MHz、
430.000MHz~440.000MHz
モード AM、CW、SSB、RTTY、DV、FM、WFM(受信のみ)
メモリーチャンネル数 505ch(通常メモリー495ch、コール4ch、スキャンエッジ6ch)+DRモード用レピータ900ch
アンテナインピーダンス 50Ω(不平衡)
アンテナ端子 SO-239×2(HF/50MHz帯用、144/430MHz帯用)
電源電圧 DC13.8V±15%
使用温度範囲 -10℃~+60℃
周波数安定度 ±0.5ppm以内(0℃~+50℃)<430MHz帯>
消費電流(DC13.8V 時) 受信待ち受け:約0.9A
受信時最大:1.2A
送信時最大:22A(HF/50MHz帯)、16A(144/430MHz帯)
外形寸法 本体:167(W)×58(H)×225(D)mm(突起物を除く)
コントローラー:165(W)×64(H)×78.5(D)mm(突起物を除く)
重量 本体:約2.3kg
コントローラー:約0.5kg
送信部
送信出力
SSB/CW/RTTY/FM/DV AM
HF帯 2W~100W 1W~30W
50M帯 2W~100W 1W~30W
144MHz帯 2W~50W -
430MHz帯 2W~35W -
変調方式 SSB:平衡変調
FM:位相変調
AM:低電力変調
DV:GMSK位相変調
スプリアス発射強度 スプリアス領域:
-50dB以下(HF帯)
-63dB以下(50MHz帯)
-60dB以下(144/430MHz帯)
帯域外領域:
-40dB以下(HF帯)
-60dB以下(50MHz帯)
-60dB以下(144/430MHz帯)
搬送波抑圧比 50dB以上
不要側波帯抑圧比 50dB以上
受信部
受信方式 SSB/CW/AM/FM/RTTY : トリプルスーパーヘテロダイン方式
WFM : ダブルスーパーヘテロダイン方式
中間周波数 第一
SSB/CW/AM/RTTY/FM/DV :124.487MHz
WFM :134.732MHz
第二
SSB/CW/AM/RTTY/FM/DV :455kHz
WFM :10.700MHz
第三
SSB/CW/AM/RTTY/FM/DV :36kHz
受信感度
(プリアンプON時:
HF帯プリアンプ1
50MHz帯プリアンプ2
V/UHF帯プリアンプ) SSB/CW (BW=2.4kHz)
1.8~29.9MHz:-16dBμ 以下
50~54MHz:-18dBμ 以下
144~146MHz: -19dBμ 以下
430~440MHz:-19dBμ 以下
AM (BW=6kHz)
0.5~1.8MHz: +22dBμ 以下
1.8~29.9MHz: +6dBμ 以下
50~54MHz: 0dBμ 以下
144~146MHz: 0dBμ 以下
430~440MHz: 0dBμ 以下
FM (BW=15kHz)
1.8~29.9MHz:28.0~29.7MHz -6dBμ 以下
50~54MHz:-12dBμ 以下
144~146MHz:-15dBμ 以下
430~440MHz:-15dBμ 以下
DV
1.8~29.9MHz:28.0~29.7MHz 0dBμ 以下
50~54MHz:-4dBu 以下
144~146MHz:-9dBu 以下
430~440MHz:-9dBu 以下
WFM
76~108MHz:+20dBμ以下
選択度
SSB/CWは
「SHARP」選択時 SSB(BW=2.4kHz) : 2.4kHz以上/-6dB 3.4kHz以下/-40dB
CW(BW=500Hz) : 500Hz以上/-6dB 700Hz以下/-40dB
RTTY(BW=500Hz) : 500Hz以上/-6dB 800Hz以下/-40dB
AM(BW=6kHz) : 6.0kHz以上/-6dB 10kHz以下/-40dB
FM(BW=15kHz) : 12kHz以上/-6dB 22kHz以下/-40dB
DV(CHスペーシング12.5kHz):-50dB以上
スプリアス妨害比 HF帯:70dB以上
50/144/430MHz帯:65dB以上(144MHz IFポイントを除く)
オーディオ出力 2.0W以上(13.8V、8Ω、10%歪時)
オーディオインピーダンス 8Ω
※定格はJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)測定法によります。
※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。
おもな付属品
・リモコンマイクロホン HM-151
・電源ケーブル
・コントローラーケーブル 他
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■IC-7100レビュー
◎IC-7100: ベッドサイドに置いて寝ながら深夜放送を聞くラジオ+αとして購入しました。 したがって枕元に置いてコントロール出来るコンパクト性と操作性がポイントでしたが、タッチパネルの使い易さも相まって完璧なまでに要求を満たして呉れて大変満足しています。 寝ながら+αの送信も出来ればと思っていた点も問題はなく、更にはエアバンドや衛星を含めた受信も出来て快適に使っています。 ただIC-7700等の高級機に比べると微弱なDX等はやはり中々聞き取れない事が有りますが、気軽に楽しむにはこの上ないリグだと思っています。 ◎RS-BA1: 人間一つ満足すると直ぐに更なる欲望が出るらしく、ベッドサイドで使うだけではなくリモートソフトを使えば、更に書斎や居間のPCからもオンエア出来るではないかとと気づき、早速購入しました。 設定には可成り難渋しましたが、説明書とPCの知識を駆使すればどなたにでも設定出来るレベルと思いました。 マイクゲイン等はレポートを貰いながら良い点にする必要がありますが、調整してしまえばリモートと気付かれる事もない程快適に使える様です。 IC-7700等もおまけにリモートで使えたのは、これも+αで嬉しい事でした。 ただ、IC-7100でWIRES-??局をリモートで使おうとすると、何と局をコントロールする為のDTMFが使えない事が分かり、iCOMにHPカタログ表示通りのフルサポートになってない点を伝えて置きました。 この点を除けば満足いくソフトだと思いました。
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以前はIC-7000を使っていましたが、小さいがゆえに操作性が悪く、(他メーカーも同様)IC-7100はタッチパネルのおかげで、固定機と変わらない操作性で、大いに評価できます。ただカラーパネルで無いのが惜しまれます。IC-7000がカラーであったので感じる、コストアップになるのでしかたないが(残念です) 他メーカーも今は普通となりつつありますがUSBケーブルだけでデジタルモードが出来るのはすっきりして大変FBである。 ただ取り説の説明だけでははっきり言って操作出来ません。付録であっても、もう少し説明が有っても良いのではと感じました。 多分普通の人ではその機能は使えないと感じました。 Dスターの説明が親切な割りにお粗末である。
全体にすばらしいリグである事には間違いない。 IC-7800を使っていても購入したので分かると思います。 |
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