当方、１アマですが、長年のブランクを経てのカムバック組です。 再開に際し、所有するTS 940×2を活用と考えたのですが、最近の新しいデジタルモードを考慮し、TS890Sを発注しました。 納期は少し時間を要しましたが、納得できる価格で購入ができ、画面シートもサービスいただき感謝しております。 従来、TS 940Sでワッチはソコソコ継続していたのですが、本格的なアンテナが単身赴任で設置できないことから、事実上のＨＡＭカムバック組です、 自宅を新築したことから、本格的に復活させようとしたところ、CWとSSBだけではなく新しいモードでQRVされる方が多いことに気づき、悩んだ末に無線機を更新することとしました。 Y社、I社も考慮したのですが、無線機のフロントパネルでTS890Sを選びました。個人的な好みです。 購入後、驚いたことは受信感度がTS940とは大きく異なり素晴らしいこと。まるで異次元の無線機のようです。バンドスコープ（ウォーターフォール）画面では、受信付近の状況と信号の種類も判断できるように表示され、手に取るようにコンデションを把握することができます。やはりTS940とは隔世の感があり、もうアナログの古い無線機には戻れません。 本体に合わせ270Hz CWフィルターも購入し、サイドの切れ味も抜群。このTS890Sは通過帯域も任意に調整でき、細かな設定が可能となっておりこの点もメリットと感じています。 恥ずかしながら、購入後、即火入れしたところＡＭのＢＣ帯域は何ら支障なく受信できるのに、あの騒がしい7/14Mhz帯域が静かで何かおかしい？ 分厚いマニュアルを片手に操作するも状況は改善せず、その後、数日経過するも原因不明。初期故障かと最悪のケースを想定するに至りましたが、念のため「リセット」をしたところ一発で解決し、安堵！ 開局申請も、ネットで電子申請、一週間ほどで免許が下りました。早い！ 続いて、変更申請。 こちらはFT8など、「デジタルモードのための付属装置（ＰＣ）を接続」との一文を追加するだけの変更申請には、一か月以上かかりましたが無事に免許証が届きQRVできる環境となり、新しい無線の世界を楽しんでおります。 これからも、CＱオームさんには長いお付き合いをお願いいたします。