FC-40
カンタン接続・高速マッチングの897/857シリーズ対応アンテナチューナ
200マッチングメモリ HF/50MHzオートアンテナチューナ
標準価格50,190円
(本体価格47,800円+消費税等2,390円)
FC-40 対応モデル
FT-100/M/S FT-100D/DM/DS FT-857/857M/857S
FT-857D/857DM/857DS FT-897/897M/897S FT-897D/897DM/897DS
※FT-100シリーズとの接続はお勧めしておりませんでしたが、正常動作可能と解析が出ました。又、FT-847シリーズには残念ながら動作不具合の為、使用できません。
FC-40諸注意
* 純正の付属ケーブル(5m)を改造などにより延長させますと電圧降下により動作が不安定になる可能性があります。タワーに設置したい場合などどうしてもケーブル延長が必要な場合はスタンダード・WDXCまでご相談ください。特注ケーブルとして5m以上、30mまでの範囲で注文できます。(30m以上は動作不安定の為、保証しません)
* 20m以上のワイヤーであれば定格内のバンドが全てカバー出来ると書いてあるが、
一部のバンドのチューンが取れない!と相談を受ける事があります。これらの原因の多くは設置条件によるもの(例えば架設したワイヤーが部分的に建物に近接して影響してしまっている場合や、支柱が絶縁不良を起こしている場合、また支柱の材質が影響している場合、アースが不十分な場合など)です。まずは前提として利用周波数の1/4λ以上の長さが
あればあるほど効率はよくなります。短いよりはより長くなるように努めて、さらにアンテナの設置条件・環境に最良なポイントを探すことが全周波数をカバーできるアンテナの第一歩です。
* どんなワイヤー線が適しているかというと1市販のメーカー推奨品。被覆付き電線材。
2アルミパイプ、ステンレス製ロッド。この場合、ロッドの付け根からFC40の端子までの
リード線を含めた全長が計算する長さの対象です。3移動運用時の架設ワイヤーであれば屋内配線に使用される600Vビニル絶縁電線(IV線)
4同じく、オーディオ用のスピーカーケーブルなどを裂いた物でも使用可能。
* 被覆が絶縁しているといっても、線材の種類によって誘電体容量はバラバラです。ワイヤーを張るときは支柱との絶縁をしっかりとり、碍子などを利用してください。絶縁の工夫や
支柱との工夫、建物との距離などの設置条件は送信特性だけでなく受信時のノイズレベルや感度にも影響します。良いポイントを幾つか探してみましょう。
* スタンダード製オートチューニングアンテナATAS-100/120/120Aをご使用の場合は
FC-40を使用しません。ATASシリーズは単体でチューニングを取れる設計になっています。
* 50MHz以上(144MHzや430MHz)には対応していません。又スルー(通過)もしません。
* アースは十分に配慮してください。アースが不完全ですと回り込みやチューンが取れなかったり
運用中にSWRが上がったりします。出力が上がりますと無線機の誤動作をおこさせたりもします。大地へアース棒接地する以外に鉄製のベランダや金属製水道管などが使えます。(大地に設置されていることが条件。ガス菅は不可)
大地に設置できない場合は、アンテナよりも長いワイヤー(ラジアル)を数本用意し、GND端子から大地へ放射状にはうように張ります。(カウンターポイズ)
* ワイヤーアンテナの電気的性能がSWRの補正範囲をこえていると、チューナー自体がそれを検知し瞬時にチューニング動作を行わない判断をします。アンテナの状態を確認してみてください。
FC-40 最後に
チューナーの露出しているアンテナ端子部分には100Wの送信ピーク時で最大300Vを超える高周波電圧が発生します。チューナーの設置場所、アンテナワイヤーには他人が誤って触れないような設置に十分配慮して行ってください。
■標準活用方法 |
アースの取り方 アースが不完全の場合、回り込みやチューンが取れなかったり、または運用中にSWRが上がったりします。アースは必ず取るようにしてください。アースの取り方は設置例を参照してください。 |
●大地への設置 |
アース棒で大地に設置する以外に、鉄製のベランダ(大地に設置されていること)や金属製水道管(ガス管は不可)などが使えます。 ●カウンターポイズ 大地に設置できない場合は、アンテナよりも長いワイヤーを数本用意し、GND端子に接続して、大地へ放射状にはうように張ります。 |
使用可能周波数 : | 1.8~30MHZ(20m以上のワイヤー) 3.5~54MHz(7m以上のワイヤー) 7~54MHz(2.5m以上のワイヤー) |
入力インピーダンス : | 50Ω |
最大入力電力 : | 100W(連続3分間) |
整合後 SWR : | 2.0:1以下(ワイヤー長が1/2λの整数倍では使用できません。) |
チューニング可能電力 : | 4~60W |
チューニング時間 : | 最大8秒以内 |
マッチングメモリー : | 200個 |
電源電圧 : | 13.8V DC±15%(トランシーバーより専用ケーブル内で供給) |
寸法(縦×横×奥行) : | 228×175×55mm(突起物を除く) |
重量 : | 約1.2kg |
付属品 : | 5m同軸ケーブル、5mコントロールケーブル、フェライトコア、自己融着テープ、取付金具 |
レビュー↓ |
■FC-40レビュー アパマンハムでベランダでの使用です。 ベランダは北にあります。水平に出した釣り竿エレメントとではなかなかチューニング取れませんでした。 エレメント長とカウンターポイズ(ACコード)もいろいろな長さを付けましたが、チューニングが取れません。 アルミフェンスの導通を調べたところ、エアコンのアース端子との間で10数オームだったのでそこにアースを取りましたが、チューニングの取れるバンドと取れないバンドがありました。 結局そのベランダでの取り付けを諦めて、勉強し直し(他の人のホームページをのぞいて)西のベランダにエレメントをベランダから0.6m位離して垂直に4.2m上げ、カウンターポイズを6.8m位水平(空中に、折り返しながら)張りました。 50Mhzから7Mhzまでチューニングが取れています。 垂直エレメントなので打ち上げ角度の低さがあると思います。 しかし50Mhzは感度が落ちています。 私の環境ではこのぐらいで、我慢かもしれません。 しかし他の方のATUについての考察が素晴らしい方がいらしゃいました。 ATUエレメント長で検索すると出会えます。 ---------------------------------------------------------------- ■FC-40レビュー FC-40をcqオームにて購入しました。 最初長さ30メートルのロングワイヤーで使用。 アースは家の前のコンクリート部分があるのでそこにドリルで穴を開けてアース棒を入れてそれからとってなおかつ階段の手すりにもアースを取るも1.9mhz並びに3.5mhzのswrが下がらない。 なを上記のワイヤーは東西に貼っているのでそのワイヤーとは別に昨日21メートルの3.5すけのiv線を今度は南北に貼る。 そうすると1.9mhzは同調が取れないものの3.5mhzについては改善。 なを上記2本のワイヤー共々7mhzから上は同調はばっちりとれました。 ---------------------------------------------------------------- ■FC-40レビュー いろいろお世話になっております。そちらでFC-40を購入、早速無線機(FT-450)につないでチューニングをしたのですが、すべてのバンドでチューニングがとれず???何で? 調べましたら、FC-40側のコントロールケーブルのコネクターが外れかかっていました。 同軸はネジなので良いのですが、コントロールケーブルは差し込むだけなので、少しのことで外れる可能性があります。 とくに、防水キャップに自己融着テープを巻くときだと思われます。 細かな話ですが、メーカーでも改善が必要かも?
さて、すべてを確認して再チューニングするとオールバンドでOKでした。 ワイヤーは17m弱。建物の影響・アースの取り方、試行錯誤はありますが、これもアマチュアの楽しみの一つかと? 私は、十数年ぶりのカムバックです。 カムバックを考えている方には、FC-40は力強い身方になってくれると思いますよ。 今、21Mhz SSBでサモアが入感してます。 ---------------------------------------------------------------- ■FC-40レビュー CQo-オーム様、何時も御世話に成っております。 今後も色々な製品を安く提供下さい今回のオートチューナーはワイヤーアンテナに使用しております。 非常に使いやすく重宝しております。 大変満足しています。 ただどちらのオートチューナも無線機の機種が限られています。 これらを何とか最近の機種なら使用できるような事が出来ればもっと購入者が出るのでは??(配線図等で各機種に使用可能な変更図等があれば良いと思います)それとどちらのチューナも延長コードが短いです、移動等で使用であれば良いのですが固定で使用を考えると最低15Mは必要になると思います。 どちらもオプションで10Mの延長コードは有りますが。 ---------------------------------------------------------------- ■FC-40レビュー こんにちは!先日FC-40を購入したものです。(使用リグはFT-897) 私はアマチュア無線をはじめて早10ヶ月、無線に関するHPを見るとたくさんの情報があることあること! そこで目に止まったのが『釣竿アンテナ』。 グラスの釣竿に銅線を巻きつけ、オンエアしたい周波数の1/4λで切って同軸につなげばOK!! チョー簡単で安くすむじゃん!と思いトライしたものの・・・・SWRが下がらん・・・・すぐに諦めました。 しかし、とあるOMさんに聞いたところ『チューナーを使えばいいのでは?』といわれました。 チューナーって何??と思いながらインターネットで検索すると見つかりました。 それがFC-40だったんです。 とにかく銅線が長ければ長いほど良いと書いてあったし、自動的に出たい周波数にあわせてくれるとも書いてあったので早速買ってみようと思いましたが、案外高い。 なるべく安いところを探していると、ありましたありました!! 『CQオーム』です。 丁寧・親切に対応していただきました! FC-40の使用感ですが、本当に適当に10Mぐらいにきった銅線を釣竿に巻きつけて先端部を蝶ネジにつけて専用のケーブルと同軸をFT-897の指定の場所につけてリグのチューニングボタンを押すだけ。(FC-40は電源ケーブルなし!) で7~50すべてをカバー!!なんとすばらしい!! んで、本当に飛ぶかって?? 商品が届いた当日、21MHzでCQCQCQ・・・反応なし、もう一度!CQCQCQ・・・どうぞ~『○×1△■○』『○×7△■○』パイルアップ!!何~!!あっという間に1時間で35局と交信成功!!すばらしい!明日、7MHzでもCQ!パイルアップ!! すげー飛んでるじゃん。 驚きです。 東京・大阪・京都と交信成立、ますますHFの世界がたのしくなりますね。 FCー40は全バンドにオンエア可能ですから、HFを存分に楽しみたい方にオススメですな! これからまたCQしまーす(*^_^*) ---------------------------------------------------------------- ■FC-40レビュー 購入してから半年ほど使用しました。 無線機はFT-857、以下が当方が使用しているエレメントです。 ・5.5m釣竿(垂直)の逆L字ワイヤー 全長9m ・ラジアルは鉄製のベランダへ(アパートの鉄骨と導通あり)。 アパートの二階最上階ですが建物の屋根より低いし、1mも建物から離せてません。 また目の前に電線があり環境はあまりよくないと思われます。 が、40m~6mの全バンドは問題なくSWRが下がります。 パイルになっているとダメですが、単独又は拾ってもらえれば殆ど相手と同等の了解度です。(ちなみにすべて10W SSBです) 耳と飛びはほぼ同等とみて問題なしでした。 80mはチューンが取れず、同アンテナの根本に8μH程度(Φ40に12回巻)のローディングコイルを入れて行けました。 ただ飛びはイマイチで耳よりS2~3落ちで相手に拾われることが多いです。(これも10W SSBです) AH-4は使ったことがないので分かりませんが、FT-857との動作の一体感は非常に良いです。 AH-4はチューニング精度が良いといううわさと、定格100Wなのも気にはなりましたが、環境が環境ですし、無線機との操作性と言う点でもFC-40で充分だと思っています。 なにしろ、8バンドこの価格で出れるのはもの凄いコストパフォーマンスだと思います。 またモービルブロードアンテナの使用感などを聞いたり読んだりする度にATU+釣竿の方が数段性能は良いように思われます。 |
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