MAV-1W誕生!
モービルアンテナ流用式V型ダイポール基台セット
なお、MAV1シリーズは、MAV-1→MAV-1W(Uボルトのサイズアップ)にバージョンアップしました。
※モービルアンテナは付属しません。
HF用モービルアンテナ2本(同バンド)をエレメントとして流用。自宅で簡単にアース不要のダイポールアンテナとして動作させるための基台セットです!
基台本体は、価格を抑えるため、極力、表面加工を行っておりません。そのため、傷が入っております。どうぞご了承下さい。
特徴
・V型ですので、階上との距離がないベランダでも有効に動作が可能。
・軽量・簡単設計。移動運用でも大活躍。
・HFアンテナが何本か眠っているよ! という方、それらの有効利用が可能です。
・必要なのは、本品と2本のモービルアンテナ(同バンド)のみ。かなり安価でV型ダイポールが組めます。多バンドアンテナを使用すれば、多バンド運用が可能です。
ご使用方法
1 V型ダイポール基台を付属のUボルトでしっかり固定してください。(垂直または水平の50mmまでのパイプに取付可能です。ベランダなどに取り付ける際は、BK45などのアンテナ取付けパイプを使用すると手すりの金属の影響が軽減されて良いでしょう。)
2 次に同じ周波数のモービル用アンテナ2本(別売り)を基台のコネクターに取り付け、セット済みのバランに無線機からの同軸ケーブルを繋いでください。(同軸コネクター部分は防水処理をしてください。基台のコネクター部分は防水処理済みです)
3 SWR計又はアンテナアナライザーで取り付けたアンテナのSWRを2.0以下になるように調整してください。以上で準備完了です。
※SWR調整について
SWR調整は、お使いのアンテナの取扱説明書にしたがい、調整して下さい。左右のエレメントの長さを交互に調整をして一番SWRが下がるようにします。
アンテナが建物・地面などの影響を受けSWRが下がりきらないこともあります。その時は、アンテナの高さや方向などを変えてみると良いでしょう。
短縮されたアンテナをご利用時には、バンド幅が狭いのでチューナーを併用をお勧めします。
注意事項
(1)ご使用時は必ず左右同じ周波数のアンテナをお使い下さい。両方に多バンドアンテナを使用することは可能です。
ベランダの手すり・マストなどに付属のUボルトで固定します。アンテナをはずしたときは、付属の防水キャップをしてください。設置・取り外しには、アンテナ・本体・部品等の落下に十分ご注意ください。
(2)第一電波工業18MHzベースローディングHF16FXはご利用いただけません。
セット内容
V型基台本体 アンテナ取付け角度 90°1台(ステンレス製)
バラン 50Ω 1:1 1個
防水キャップ 2個
基台用コネクターとバラン接続ケーブル 1セット(接続済み・防水処理済み)
Uボルト2セット(25~65Φマスト・手すり取り付けが可能)
*定格
使用可能アンテナ 3.5~50MHzのモービル用アンテナ2本(別売)
耐入力 アンテナの耐入力以下 バラン 500W PEP
*この製品は、HF用のモービルアンテナを2本使用しダイポールアンテナとして動作させるため、モービルアンテナの給電部にマッチング用コイルを入れて同調をとっているアンテナでは正常に動作しない場合がありますので、市販の全てのモービルアンテナに対して動作を保障するものではありません。
*動作確認済みアンテナ
第一電波工業㈱ HFアンテナ FXシリーズ・CLシリーズ
コメット㈱ HFアンテナ HFBシリーズ・HRシリーズ
*製品向上のため、外観・仕様は予告なく変更することがあります。
*開発コンセプト(開発者の声)
誰でもどこでも、気軽にHFでアマチュア無線を楽しんでもらいたい。でも、HF帯は、アンテナが大きくなるのでなかなか大変。そこでコンパクトなHFのモービルアンテナを自宅で使用出来るようにしよう。モービルアンテナは、良好な高周波アースがとれなければほとんど飛ばないので、それなら接地型アンテナをダイポールアンテナに変身させて、垂直系から水平系アンテナにするために、同じ周波数のアンテナを2本使用して、通称、バンザイアンテナを、モービルアンテナで使えるようにする基台が、MAV-1です。
これなら、アパマンハムの方も目立たないし、使わない時は、簡単にアンテナを取り外すことも出来、移動運用も、ポールに取り付け、地上高も上げられる優れものなのです。
これで、HF初心者も、HF運用を諦めていたハムも、HFを始めてみようかなと思って頂ければ最高に嬉しいです。
基台部分は、3mm厚の錆に強いステンレスを使用していますので、重たいモービルアンテナでも大丈夫ですし、UボルトもMAV-1のために作ってもら
った別注品です。
アンテナとバランを繋ぐケーブルも、出来るだけ良いものを使用し、端子も、専用工具で圧着した後、錆びに強いように、ハンダメッキまでしてしまいました。基台本体は、少しでも安く提供させていただくため、鏡面加工はしていません。この加工をすると、ピカピカになって綺麗なんですが、売価が15000円を超えてしまうので我慢しました。
*モービルアンテナの組み合わせ豆知識
基本は、同じ周波数のモービルアンテナを2本。(メーカーは問いません)
性能から言えばモノバンドアンテナで少しでも長いアンテナが良いですね。
色々なバンドに出たいという方は、1本は希望周波数のモノバンドアンテナで反対側のアンテナをマルチバンドアンテナを使用しても大丈夫です。2本ともマルチバンドアンテナでも良いですが、SWR調整が少し大変ですね。
早速、お客様から、「モービルアンテナ1本で聞いてた時は静かだったバンドが、MAV-1を使用し2本のアンテナで聞いたらこんなに沢山の局が出ていた」と驚きの声もいただきました。
是非、皆さん、お空でお会いしましょうね。
〒502-0914 岐阜県岐阜市菅生3-11-8
CQオーム株式会社 技術部
TEL058-294-3949
レビュー↓ |
■MAV-1・MAV-2レビュー モービルアンテナ3.5MHz用、7MHz用、21MHz用を各2本購入しバルコニーに設置して使用しています。7MHzは昼間、北海道や東北、東海、四国、九州等の局が入感し、たいへん調子よいです。MAV-2も2個購入しました。MAV-2はまだ使用していませんが頑丈にできていて満足しています。錆びるとのこと(※初期のZAM鋼板ver.の場合)ですが、もし錆が発生したら亜鉛メッキ塗料でも塗ってみようかと思います。このコンセプトの商品はなかったので面白い発想だと思います。私はモービルはやっていないので、この基台を使うために新たにモービル用1/4λのホイップアンテナを購入しました。東京都内のマンションで使用しています。 ---------------------------------------------------------------- ■MAV-1レビュー 移動時のアンテナの展開に時間が取られず、直ぐにオンエア出来るので、重宝しています。 水平系のアンテナなのでホイップ単体の垂直系より受信感度2~3Sの振れも良いです。 ---------------------------------------------------------------- ■MAV-1レビュー SD330とHV7CXをMAV-1でⅤ型ダイポゼル仕様で二階ベランダからポールで屋根チョイ高にして運用していましたが3.5mhzが使用できないのでHFV330 17万円はあまりにも高価なので色々考えてました。 SD330もう1本用意してHFV330様に使用できないかCQオ-ムさんにメゼルで問い合わせたところ「別々にチュゼニングすれば可能です」との返信いただき早速購入しました。 別々にチュゼニングはめんどくさいのでSDC1コントロ-ルに2本同時に接続して使用できるかどうか試したところ3.5mhzは2.5前後とやや高めのswrですが他はほぼ1.5以下に収まっています。しかしながら総重量3㎏超になるため強風時の不安も払しょくできず現在はおろして移動運用で活用しようと思っています。 ---------------------------------------------------------------- ■MAV-1レビュー CQオームさんのオリジナル商品のMAV-1をはじめラジアルケーブルセット等メーカーにない欲しい商品の開発に助かっております。また、商品発送等の連絡もきちんとしてくれます。ありがとうございます。 ---------------------------------------------------------------- ■MAV-1レビュー
JARL岐阜支部大会販売場でMAV-1とHF-40FXWを2本購入しました。 帰宅後早速MAV-1をベランダに取り付けました。 これはアマチュア無線用のアンテナとして使うと言うよりも、BCLのアンテナとして使いたくてという用途です。 SONYのAN-1というBCL向けのアンテナを使っていましたが、アマチュア無線機を受信機として使用した場合、無線機から誤って電波を出すと壊してしまう心配があるのと、このアンテナの基本機能の電池使ったアンプ使用でも入感がいまいちでした。せいぜいBCLで聞くバンドはAMラジオ~13MHzほどが主なので、MAV-1につけるアンテナは迷いましたが7MHzのものを選択しました。 結果は劇的に改善しました。今までのアンテナはもう使えないです。
アンテナアナライザで見ると7.2MHzほどでSWR1.6が最下点で、その周辺は5くらい、それより外れた周波数帯では10以上となります。ただしベランダにじか付けした状態で、これより地上高を上げる予定はありません。 SWR高めでも送信するわけではないので気にならず、夜になるとかなりの局が入感します。以前のBCLアンテナとは比べものにならないほどノイズより信号が浮き上がってきます。AMラジオも国内の局がかなり入感しますが、こちらは付けるアンテナを変えるともう少し変わってくるかもしれません。
この組み合わせで7.2MHzの次の同調点はなんと152MHz。ここでSWR1.7くらいになる不思議。付けるアンテナで同調点やSWR特性が大きく変わると思いますので、今後は何種類かエレメント変えて実験しようと思います。 ---------------------------------------------------------------- ■MAV-1レビュー
マンションに住んでいます。大きなアンテナを展開できないので、SD330、HV7CX、HF**CLシリーズを使用して運用しています。更に改善することは出来ないかと考えていたところでこの商品を知り早速購入。「SD330+HF80CL」と言う組合せで試してみました。アンテナアナライザーで測定した結果、 【インピーダンス 54Ω、リアクタンス 0Ω、SWR 1.0】 という状態になりました。更に「SD330+HF40CL」の組合せで試した見たところ 【インピーダンス 48Ω、リアクタンス 0Ω、SWR 1.0】 と今までには有り得ない値になりました。各バンドを聞いてみると、自分の耳でも、Sメーターでも感度が上がったことを実感することができるほどに改善されていました。 結果はOKなのですが「このような使い方で大丈夫なのだろうか?」と不安だったので、「CQオームなんでも相談室」に相談…。「問題ありません」との回答を頂き、一安心。 我が家の環境が改善できて満足です。 ---------------------------------------------------------------- ■MAV-1レビュー
テストした日はお天気が良かったので、アパートのベランダではなく、郊外の展望台に移動してMAV-1を試してみることにしました。アンテナは第一電波工業さんの「HF40FXW」という、7MHz帯用モービルホイップ(全長約1.4m)を2本用意しました。
MAV-1の組み立ては簡単です。基台には付属のバランが固定され、バランからの線は両側のアンテナコネクターに取り付けられて防水処理まで済んでいますから、特にいじる必要はありません。付属のUボルトを使ってMAV-1をマストパイプ(今回はタイヤベースで設置した伸縮ポール)に固定するだけです。 続いて、MAV-1の両側にあるアンテナコネクタにHF40FXWをそれぞれ取り付け、最後に無線機とを結ぶ同軸ケーブルを繋げば終了。本当にあっという間でした。V・UHF帯のGPアンテナを取り付けるのと作業的にはほとんど変わりません。
SWRの調整は、モービルアンテナの取扱説明書に従って行います。基本的には、希望する周波数よりも同調点が低くなっていたらエレメントを短く、同調点が高くなっていたらエレメントを長くして追い込んでいきます。このとき、2本のモービルアンテナのエレメントとも同じ長さになるように調整してください(左右に同じモービルアンテナを使用している場合)。 今回、伸縮ポールを地上高3.4mの高さまで伸ばしてテストしたところ、MAV-1を使った際のアンテナのSWRは最良点で1.9程度とやや高めでした……。地上高がやや低かったためか、地面の影響が出てしまったようです(翌日、別の場所で地上高5mまで上げたところ、1.65まで下がりました)。 しかし無線機のアンテナチューナーを動作させればSWRは問題なく下がりますし、何よりも車のアンテナ基台にHF40FXWを1本取り付けた場合(給電点高で約1.6m、偏波は垂直無指向性)とは「聞こえ方」が全然違いました!同じ局を受信しても、Sメーターで2~3は確実に信号がアップ! プリアンプを1段入れたような感じで、バンドの“混雑”を実感するようになりました。と言っても、ポールを回せば“8の字”の指向性も得られるので、混信にも強くなった印象があります。これがダイポール化の恩恵と言えるでしょう。 ---------------------------------------------------------------- ■MAV-1レビュー
アンテナですが、Uボルトのナットですが、出来れば蝶ナットにしていただくと、完全に工具レスで設営が出来ます。ただし、蝶ねじと、バランや、他の部品との干渉がどうなるか? 7MHzでアンテナを設営しましたが、SWRは1.6までしか下がりませんでした。高さを変えましたが、変わらず。 アナライザーで測定してもやはり同調点では1.6でした。無線機のチューナーを入れれば全く問題なしレベルです。 電波の飛びは問題無く、弱い局も呼びましたが応答がありました。フルサイズと同等とは言えないでしょうが、モビホよりは効果が高いと思います。ベランダにアンテナを設営される方や、移動運用でちょっと出る方にはFBですね。 ---------------------------------------------------------------- ■MAV-1レビュー
先日購入1させて頂き、早速マンションのベランダに取り付け、さてアンテナをつけようと思ったら…、2本あるとおもった同じ種類のアンテナが1本しか無い!
せっかく届いたのに、どうにかこうにか使えないものか……と、ふと思いついたこと。それは片側にHF**CL、もう片方にSD330を取りつけて、SD330を調整したら動くんじゃないか?同じ1/4λだし。という安易な発想でした。
早速実験してみました。HF80CL+SD330。アンテナアナライザーで測定したところ、インピーダンスは54Ω、リアクタンスは0Ω、SWRは1.04と言う結果。普段なら余り聞こえてこないCWも、なんでこんなに混んでいるだろうと思うくらいの状況に。普段の耳の悪さに愕然としました。ついでにHF40CLでも試したところ、インピーダンスは48Ω、リアクタンスは0Ω、SWRは1.06と言う結果。よく聞こえるようになりました\( ^ ^ )/
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